田舎は不便と言われますが、どれほど不便なのでしょうか?今回は、田舎の交通事情に迫ってみます。
田舎暮らしを考えた場合交通の不便さがネックになってくるでしょう。「コンビニまで遠いとかどうやって暮らせばいいの?」「歩きとか無理だよ」と思う人もいるでしょう。
私自信、このいなかの窓の拠点となっている「篠山」という田舎で生まれ、その後、神戸、東京、韓国ソウルで暮らしてきました。たしかに不便です。
今日はしっかりと田舎の交通事情をお伝えしたいと思います。
「バス編」 田舎の交通事情に迫る 渋谷VS篠山
―渋谷代々木のバス停― 土日祝すべて5分間隔
―篠山市のバス停― 10時~14時までのコアタイム制
篠山市はもはや、未来を行っています。コアタイム制を導入し、乗車が集中する時間帯にバスを走らせる。
賢い。
「電車編」 田舎の交通事情に迫る 渋谷VS篠山
―JR渋谷駅― 早朝4時~深夜1時まで5分間隔
―篠山周辺のJR線― 時刻表がみやすい。計画的な運転。
篠山は神戸、大阪まで電車で1時間半ほどで行けるため電車は割とたくさん走っています。終電も遅いので意外と便利ですね。
やはりマイカー1台は必要
篠山市に限れば、駅までいくのが非常に不便です。家族であれば、マイカー一台は必要ですね。そのかわりに住居費、駐車場代が安いのがうれしいですね。
都会から篠山のような田舎へ来た場合、「あれっ!?どうやって移動するの!?」「どうしよう…」となるかもしれません。 こういうことになるかもしれません。
写真の方のようにバスが無く絶望に打ちひしがれ無いように、くれぐれもバスの時刻を確認しておきましょう。
もしバスがなくなって歩くことになったら
電車でJR篠山口駅まできたのはいいものの、上のようにバスがなくなってしまった!
でも大丈夫、私たちには己の脚がついているんですから、歩けばいいんです。
先日、実際にそんな状況になってしまって篠山口駅から市役所近くの実家まで歩くことになったので、そのルートを紹介します。
まず駅にたどり着くと薄汚れた我らがマスコットキャラクター「デカボー」がお出迎えしてくれます。カワイイですね。
駅の前の道はこんな感じ、ここを歩いていきます。
コアラかクマかわからないキャラクターが「おかえり」という看板をもってお出迎えしてくれます。しかしおかえりにはまだまだ早いです。
更に先に進みます。霧が濃すぎてこの先の道が永遠のように感じてしまいます。高校生集団がこれみよがしに自転車に乗って私を横切っていきます。
サイレントヒルみたいな風景ですね。でも化け物は襲ってこないので大丈夫です。イノシシは襲ってくるかもしれないですが。ウソです、篠山ジョークです。
長い一本道を抜けた後はショートカットコースを歩きます。ショートカットコースを知っていれば友達に差をつけることができます。
別名、Road To Heaven(天国への道。命名、俺)を歩いていきます。
何が大変かというと
歩いても歩いても
先が見えないということです
右の景色はこんな感じで、
左の景色はこんな感じです。常にこんな感じ。
歩き続けすぎて徐々に霧が晴れてきているのがわかると思います。
30分ほど同じような景色の中を歩き続けていくと、ようやく終わりが見えてきます。
おお、なんか家が増えてきた!
家が増えてきました!もうすぐです!
左折して、道を進んでいきます。
あの、天下の篠山川にかかる、あの、天下の監物橋です。
監物橋を渡り切ると、案内看板が!「たんば田園交響ホール」の隣が篠山市役所なのであと0.8kmです!
ここらへん一帯は城下町。左側に城跡の石垣があります。
あれだ!!!!あの建物が市役所だ!!!!
無事到着!
駅から市役所まではだいたい6kmです。
歩く速度が4km/hだとすると1時間30分歩き続けないとたどり着けない計算になります。
今回、11月に歩いた私はとにかく寒くて早く家に帰りたかったので早歩きしたり途中で走ってみたりして1時間弱ぐらいでたどり着きました。
もし運動不足の人やバス代をケチりたい人がいれば是非歩いてみてくださいね!
篠山市はレンタサイクルの貸出を駅や、観光スポットでしていますので、使ってみるのもよいでしょう!
こちら⇒篠山観光協会 レンタサイクル