いなかのファン

篠山のご当地ヒーロー、SASAGROW(ササグロー)に迫る!!

篠山のご当地ヒーローといえば、篠山にお住まいのみなさんならもちろんご存知だと思います。

えっ?ご存知ですよね?

 

そう、「霧海の戦士SASAGROW」ですね。
常識ですね。

今回、いなかの窓ではそんなSASAGROWの秘密に迫るべく、取材をしてきました!

 

後川の夏まつりに出演していました。

真ん中にいるのが、ササグローです。

左にいるのは誰か分かりますか?

えっ?ご存知ですよね?

 

そう、オカヘナ団のエンコー将軍ですよね。
常識ですよね。

 

茶色の覆面を被ったこいつはオカヘナ団のシノーカクーですね!

 

ササグローはこの、平和を乱すオカヘナ団たちと戦います。

 

今回、ササグローはエンコー将軍にボッコボコにされます。

しかし…!

 

必殺アントシアニンストームで一撃です!
さすが!

 

今回、そんなササグローの仕掛け人の方にインタビューをしてきました!

 

――SASAGROWを始めようとしたきっかけは何ですか?

自分が18歳のときに篠山を出て、45歳になって人生の折り返し地点に来た時に、篠山に恩返しができないかなと思って何かをしようと思いました。
篠山で暮らす人が篠山で何かをしたいという気持ちを持ってもらいたい。
そのためには、小さい頃から篠山を愛してもらわないといけないのではと考え、はじめにささふれKIDS発信隊という活動を始めました。

ささふれKIDS発信隊は、小学生が中心となって活動している団体で、篠山の観光名所や方言、風習、あらゆることに関するものに興味をもってもらって取材をしてもらう、それを映像として残すという取り組みです。
ただ、それだけでは面白くないので、じゃあ子どもに関連して子どもの興味を引くものをもう1つ作ろう、ということで始めたのが、SASAGROWだったんです。

ヒーローといえば当時(5,6年前)はご当地ヒーローが成熟期を迎えていたので、遅いかなと思ったのですが、篠山市にはゆるキャラはいるけどヒーローがいなかったので、ちょうどいいじゃないかということでヒーローを作りました。
篠山市民の目に触れたのが、今から4年前(2011年)のデカンショ祭のことです。

それから篠山市のふるさと大使に選ばれたり、市のイベントをいただくようになったりしました。

ボランティア団体なのですが、活動経費がいろいろとかかってしまうので、スポンサーについてもらっています。
うちの仕組みは、子どもたちを育てるためにその地域の事業者が金銭的支援をして、子どもたちに形にして教育をしていく、というものです。
町で商売をしている人たちが自分たちの町の子どもたちを育てていく。そんな仕組みを作るボランティア団体です。

 

――これまで苦労したことは?

篠山の外に出ている私が篠山で活動しようとしたときに、一緒にやってくれる仲間を作ることが大変でした。
特に、ボランティア活動だったので仲間を増やすためには相当な理解が必要になります。だから、メンバーがまず揃いませんでした。
そこで、ヒーロー関係のことや、ささふれKIDSの映像撮影編集に関して、1年ぐらいは外部のプロの人(篠山以外の人)に手伝ってもらっていました。

篠山の人ではなく、外部のプロの人たちにやってもらってよかったのは、本物が作れたということでした。プロの人が関わってくれたおかげで、本格的なヒーローショーをすることができ、「SASAGROWって本格的やなー」というイメージを持ってもらうことができました。

 

――これからチャレンジしたいことは?

チャレンジとはちょっと違うかもしれないですが、「永遠に続けていきたい」と思っています。
篠山でSASAGROWというのがあたりまえの存在になって欲しいです。
そのためには世代をつないでいかないといけない。今SASAGROWを見ているだけの子どもたちが将来SASAGROWになれるような、そんな風に世代をつないでいけたらと思っています。

それと、今後はもっとキャラクターを増やしていこうと思っています。これは、恒久的に続けていこうとするなら必須条件です。
そして、そのキャラクターたちは基本的に篠山に関係のあるものから作ろうと思っています。

 

篠山のご当地ヒーローSASAGROWの今後の活躍に期待です!!

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