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「河合隼雄の子ども部屋」オープン記念式典に行ってきたよ

みなさん、河合隼雄さんってご存知ですか?
あの有名な「ユング心理学」を日本に広めた第一人者で、日本を代表する心理学者の1人なんです。
その河合隼雄さんって、実は篠山市出身なんです。
しかも、鳳鳴高校に在籍していて篠山と深い関わりがある人物なんです。

そんな河合隼雄さんの生涯について子どもはもちろん大人も楽しく知ることができる「河合隼雄の子ども部屋」が、篠山チルドレンミュージアムにオープンしました。
そして、今日、2017年9月24日にそのオープンを記念して、オープン記念式典が開催されたのです。
河合隼雄さんは篠山チルドレンミュージアムの名誉館長ということもあって
ここに来れば河合隼雄さんのことをもっと深く知ることができそうですね。


篠山の偉い方たちが続々と集まっています。
河合雅雄さんや、河合俊雄さんもいらっしゃっていました。


河合隼雄さんの生涯が写真のスライドショーで流されました。
度々、篠山で撮影された写真が映されており、河合隼雄さんが本当に篠山の人なんだなぁと実感しました。


市長や、館長のあいさつがあり、施設の内容を一通り説明されて記念式典は終了しました。
「思い通りにならない事こそ、本当に面白いことだ」

 

「河合隼雄の子ども部屋」の内容

「河合隼雄の子ども部屋」の内容はこんな感じになっています。

子どもが楽しめる工夫があちこちに施されていて、大人も子どもも楽しめる内容になっていますね!
「子どもに教えるのではなく、気づいてもらうことが大事。そのための環境が必要だ」と、
河合隼雄さんが篠山チルドレンミュージアムの運営のアドバイスを残されていたらしく、この施設はそのための環境の1つなのだと思います。

 

将来的には心理セラピストを招いてカウンセリングをしたいと、館長。

篠山チルドレンミュージアムは開館以来、16年間展示があまり変わっておらず、最近できた大型木育玩具「ちるみゅー城」と今回できた「河合隼雄の子ども部屋」ができたことで展示ががらっと変わりました。
子どもたちの育成をより良いものにするため、新たにできたこれらの施設を通して篠山の子どもたちがいきいきと育っていくといいですね。

 

概要

開館依頼、常設展示として設置されていた「篠山記念館(旧校長室)」を当館の名誉館長であった河合隼雄氏の功績や考えに触れながら、子どもの発育支援や子育てのヒントが得られる展示へと入れ替え、子どもはもちろん大人にとっても楽しめる展示とするために平成28年度から構想を練ってきました。
「河合隼雄の子ども部屋」は、その構想をもとに子どもたちも立ち寄りやすく、人間性に触れながら成長を支援する空間としました。

場所
篠山チルドレンミュージアム館内

詳しい篠山チルドレンズミュージアムの情報は→ココをクリック

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